奈良GALA

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奈良GALA2020ご応募作品

紙媒体部門

金鹿賞(最優秀賞)/ 白鹿賞(一般評価員賞)

作品名

もんぺやコーデ冊子「もんぺぱっかり」

制作者

森野ゆかり

クライアント名

もんぺや

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江崎 哲

この冊子は写真だけでは失敗していたと思いますが、この描かれたイラストが非常に良く、モンペの新しい側面を見せてくれました。
若い人がおもわず着てみようかなと心動かされるデザインです。他の衣類とのコーデを紹介しているのも着てみようかなと思わせる一つです。
またバックが白色で、モンペの柄のバリエーションが下の○の中にあるのもお洒落です。

青山 彩華

もんぺをおしゃれに着こなせることがよりわかりやすく、もんぺの優しい、リラックスできる風合いがイラストにも出ていて、思わずもんぺがほしくなります。
写真も自由にラフに楽しんでいるのが伝わってきます。 そして純粋にイラストがかわいい。
中面はシンプルだからこそ、優しくて多くの人に愛される雰囲気のイラストが際立っています。Instagramへ誘導する黄色も効いています。
あたたかさと今らしい雰囲気が共存していてとても素敵なデザインだと思いました。

銀鹿賞(優秀賞)

作品名

第一回なないろパーティーイベントチラシ

制作者

森野ゆかり

クライアント名

なないろパーティー実行委員会

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江崎 哲

在り来りになりがちなバザーを一つ上のステージへと引き上げたイベントで、ネーミングが素敵です。そのちらしのデザインも、白色をベースにしていますが、メインカラーの上品なピンクやアンダーラインの黄色が楽しい雰囲気を出しています。また、ななぱというロゴの入れ方もとても良いと思います。一見読みにくそうですがそんな事もなく、さらにお洒落です。思わず行きたくなります。

青山 彩華

全面に優しい雰囲気が出ていて、その中でもカラフルなマカロンが目を引き、なんだろう?と思わず手に取りたくなるチラシだと思います。
写真とピンクのベタがはっきり分かれていますが、桜の花びらのようなイラストが境目をつないでいて、やわらかい雰囲気をさらに増していていいなと思いました。
ななぱという略称も親しみやすく、大きく配置された特徴的なフォントとおだやかなイラストでさらに印象に残りやすくなっており、「ななぱいこうよ!」と言っている親子の会話が想像できました。

作品名

ぴよたまリーフレット

制作者

マッキードロップスデザイン 松田真樹

クライアント名

株式会社 竹内孵卵場

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江崎 哲

表紙は卵の写真にプラスしてひよこの写真も入れ、クッキングに定番のピンクのチェック柄を下部に配したのが良いです。
見開きもバックにキッチンペーパーの様なテキスチャーを付け、レシピを載せて永く置いてもらえる工夫もされていて良いと思います。
ただ鶏だけイラストなので、写真かイラストか統一しても良かったのではと感じました。

青山 彩華

まず、卵のリーフレットで表紙にひよこの写真を使用していることに驚きました。
載せる写真は卵を産む親鶏の方じゃないのかな?と。しかし中面を見てひよこの孵化から採卵まで一貫してやっているからなのだと納得できました。
ひよこの写真をメインに使用することでより親しみやすく、生まれてから卵を産むまですべてを管理していることが視覚的にもわかりやすくなっています。
全体のカラーもピンク×イエローで統一していることでターゲット層である女性らしい、可愛らしい印象になっていると思いました。

作品名

ダグラ・スミスさんと考える そんな世界になっても 自分らしく生きるために 今、子どもたちに見につけてほしい力とは?

制作者

シャルロット井上(Tokyo digital Blanket)

クライアント名

市川はるみ事務所

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江崎 哲

非常に硬いテーマのパンフレットです。
それを真面目に伝える為に、多い文字をキチットしたレイアウトとカッチリした書体でメインに表現されています。
ただこれだけだと硬くなり過ぎるので、色を重ねた模様にスクラッチをしたバックと、柔らかい子供のイラストで緩和させているのが上手いと思いました。

青山 彩華

背景に敷いている、ちっちゃいときにやった、クレヨンをぐりぐり好きなように塗って削って遊んだようなイメージが印象的です。
背景がもし一色だったら一気にさみしい印象になってしまうし、堅苦しいセミナーに感じてしまうと思います。
イラストも相まって、子どもが楽しそう、行ってみたいと思えるような雰囲気に仕上がっていると思いました。

作品名

天皇制ってなんだろう? あなたと考えたい民主主義からみた天皇制 宇都宮健児さんと望月衣塑子さんしトークイベントのためのフライヤー

制作者

シャルロット井上(Tokyo digital Blanket)

クライアント名

市川はるみ事務所

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江崎 哲

これも硬いテーマですが、ダグラ・タラミスさんと考えるが、子供を持つ親がターゲットであるのに対して、一般の大人までをターゲットにしているため、やや大人向けのデザインになっています。
東京新聞の敏腕記者と都知事選の弁護士との対談という興味のあるシンポジウムに相応しいカラーリングとデザインです。伝えたい内容を全て枠で囲ってあるのも分かり易くて良いと思います。

青山 彩華

天皇制という難しそうなテーマですが堅くなりすぎないように、という気持ちがフォントや色選びから感じられました。
ビビットな黄緑と黄色が印象に強く残り、他のセミナーチラシと並んだときにひときわ目立ちそうです。
タイトル周りの円が一部欠けていて天皇陵(古墳)のようにも見えました。

作品名

丸の内キッズジャンボリー2018

制作者

Illustrator :シャルロット井上(Tokyo digital Blanket) / Creative designer:中島昭雄 / Design:鈴木恵美子 / Copy writer:露崎照和

クライアント名

東京国際フォーラム

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江崎 哲

真ん中の緑色のキャラクターと右上、左上のキャラクターで逆三角形を構成しており、逆三角形の上部にイベントのタイトルを配置しており、何を最初に見るべきかを明確にしています。
さらに下部に詳しい情報をまとめたセオリー通りの良いデザインだと思います。イラストもキッズジャンボリーにぴったりで少し抑えめのカラーリングも良いと思います。

青山 彩華

自由なキャラクタ-たちが手をつないでいてこっちにおいでよと目で言っている感じがして、わくわくして走り出す子どもたちが想像できました。
カラフルな色づかい、自由なキャラクターで子どもの目を引き、タイトルもカラフルで楽しげ。その中で、フォントは子どもらしすぎず、ちょっとしたはらいなど文字の調整が綺麗で全体を引き締めており、全体のバランスがとれたデザインになっていると思います。

ロゴ部門

金鹿賞(最優秀賞)

作品名

たいやき KAGWA ロゴマーク

制作者

トモクサデザイン 友草裕太

クライアント名

たいやき KAGWA

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江崎 哲

たい焼きのイラストが入っていなければ何の店か分からない程に、他には無いデザインです。
クライアントの要求が的確に表現されています。カワの中にグが入っているという仕掛けも非常に面白いと感じます。
これを元に客と店主の会話が弾むのが想像出来ます。さらに入っているたい焼きのイラストも良いです。

青山 彩華

鯛焼き屋さんのイメージががらりと変わるロゴ。
古くからある鯛焼きの伝統のある雰囲気は配色に残しつつ、洗練されたおしゃれで目を引くデザインだと思いました。皮(KAWA)に具(G)がたくさん、をこんな風に可視化できるとは思いませんでした。
意味を知ったらますます気になる存在になれそうです。お客さんとのコミュニケーションのきっかけにも一役買ってくれそう。
赤の鯛のキャラクターは縁起がよさそうにも感じられるので手土産にもぴったり、もらったほうも思わずこれどこの?と聞きたくなる、会話が広がるデザインだと思います。

銀鹿賞(最優秀賞) / 白鹿賞(一般評価員賞)

作品名

ふたばこども園 ロゴマーク

制作者

しろくまデザイン 松村邦明

クライアント名

ふたばこども園 (奈良県大和郡山市)

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江崎 哲

年長さんと年少さんが仲良く手を繋いでいるイラストをメインに持ってくる事で、この子供園のアットホームでみんなが仲良しである雰囲気がよく伝わって来ます。
同じ葉っぱを持っているのも子供の仕草らしくて可愛いです。
それに合わせた文字も同じ雰囲気の書体でより表現したいデザインの方向を示しています。

青山 彩華

シンプルで可愛らしい、どの年代も好感をもつロゴだと思いました。
イラストも文字も丸みがあり子どもらしい可愛らしい中でも、配色が黒をメインにしていることですっきりとした印象になっています。
子ども関連のロゴというと太い丸みのある文字などが多いと思うのですが、文字が細いのが新鮮で、他の園との差別化ができているのが素晴らしいです。
これから成長していく子ども、その芽を育てるのはその子たち自身で、すくすくと芽が育むのをしっかりと見守ってくれる職員の方がいる、そんな場所が想像できました。

作品名

Gaku ロゴマーク

制作者

カミヒコーキ(デザイン)
株式会社epo(ディレクション)

クライアント名

boulangerie&coffee Gaku

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江崎 哲

このロゴに、丸めたり伸ばしたりしている手作りの感じが非常によく出ています。
店舗やチラシも含めて白黒をメインカラーにし、紙袋のシールまでも看板と同じように、四角い黒バックに白文字というのも統一感があって良いと思います。
最後の一こだわり、パンの焼き印もデザインとして嬉しい気配りです。

青山 彩華

私はターゲット層に近い20代後半なのですが、行ってみたい!と思いました。
手書きロゴはおしゃれなカフェなどでよく見かけますが、線が細く流れるような字だと高級な店なのかな?と入りにくくなってしまったり、逆に崩しすぎるとポップになってしまったり、伝え方が難しいと感じていました。
このロゴは手づくりのあたたかさもありながら、無駄なものがなくすっきりしているからこそ、こだわりをもって作っている、そんな雰囲気がにじみ出ています。

パッケージ部門

作品名

ラッピング自動販売機デザイン

制作者

マッキードロップスデザイン 松田 真樹

クライアント名

奈良ドリーマーズ

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江崎 哲

側面にシュートをしているイラストを入れたのが成功してします。
全体はチームカラーの緑色にして側面イラストのバックのみ縦長の黒で締めたのも良いです。
自販機は開口部が多くデザインし難いのですがこれは上手く処理しています。
一点、「奈良ドリーマーズ」の書体がチームロゴで書かれている方が良いかと思います。

青山 彩華

キャラクターが大きく配置されており、遠目からでも目立つデザインになっていると思いました。

 
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