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INTERVIEW WITH CREATORS

松村 邦明

MTASUMURA KUNIAKI

デザイナー / クリエイティブディレクター

  • 得意なジャンル

    • バッグ・アウトドアウエア等 縫製物デザイン
    • ロゴデザイン
    • 広告デザイン
    • ホームページ制作
  • 手がけてきたプロジェクト

    • 商品企画開発(社内)
    • ブランドマネジメント(社内)
    • 中小企業・個人店舗のホームページ・ロゴ・広告デザイン

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気付かれにくいこだわり

-secret motto-

デザインの方向性をお客さんと共有するようにしています。

どんなデザインがいいですか?と聞いた時に「任せる!」と言われ、ある程度出来上がった段階で見せると、「んー、なんかちゃうねん。」と言われ、お互い困ってしまう事があります。

なので、始めの段階で既に世にでているデザインをいくつか見ていただき「こういうデザインは好きですか?」「こっちとこっちならどちらが好みですか?」と聞いて、同じ着地点になるように意識しています。

制作物に関しては、写真に雰囲気を出すために 僅かなぼかし や 周辺減光 を入れる事があります。

そういう時はPhotoshopで使えるプラグインソフトNik Collectionを使っています。

こだわりの仕事道具

-tools-

Scope Node(スコープノード)というエレコムのマウスを10年近く愛用していて、今使っている物で3つめです。

残念ながら販売終了してしまったのですが、矢代昇吾さんという先輩プロダクトデザイナーの作品です。

コンセプトや見た目のデザイン、製品の裏面に貼られているシールまでデザインされていて、細部まで手を抜かない姿勢に時々「はっ!」とさせられます。

好きな作業

-favorite process-

黙々と何かを作っているのが好きです。
ホームセンターとDIYという響きにワクワクします。

尊敬!憧憬!大好き!

-respect-

「記憶に残るデザインを生み出したいなら、記憶するに値する思いを出発点としなさい。」というドイツのグラフィックデザイナーThomas Manssさんの言葉が好きで、尊敬してしまいます。

子供の頃、初めて食べたベーコンチーズバーガーのおいしさと衝撃を今でも覚えているのですが、一昨年前にハンバーガーショップの特別メニュー表をデザインさせていただいた時は、ベーコンチーズバーガーへの想いがさく裂して、いいデザインができました。もちろんクライアントにも喜んで頂けました。

成功談

-success story-

私の力ではありませんがメーカー勤務時代に、ご縁があってテスターと呼ばれるセミプロの方々に試作品や製品を提供させていただいて、ブログや雑誌に出る際にはそれを使って頂いていました。

するとお店のバイヤーの方々もその雑誌やブログをご覧になっていて、新しい取り扱い店舗が増えたり、既存の店舗も取扱点数が増えたりと多くの反響があり、メディアの力をとても感じました。

印象に残っている周囲からのアドバイス

-memorable advice-

3位:なんか古くない?
2位:どこで流行ってんの?
1位:意味ないんじゃない?

ストレートなアドバイスでなぜか涙が出そうでしたが、少し強くなれた気がします。

奈良GALAへメッセージ

-message for NARAGALA-

私たちの身の回りにある広告は誰かによってデザインされたものですが、有名デザイナーの作品でない限りデザイナーの名前が表に出る機会はほとんどありません。

匿名性がかっこいい と考えるデザイナーもいます。しかし、個人的にはデザイナーやクリエイターが「こういう背景があって、こんな事を考えてデザインしたんですよ」という事を発信してゆく事が、一般の方々にもデザインを身近に感じていただくきっかけになると思っています。

奈良GALAを通して、奈良に縁のあるデザイナー・クリエイターの姿を知って頂くと共に、「広告デザインを依頼するとこういうものが出来るんだな」という事を、多くの方々に知って頂ければ幸いです。

この度はそんなデザイナー・クリエイター達が表に出る機会を設けていただき、また参加させていただきありがとうございます!

松村 邦明

しろくまデザイン 代表

info@shirokuma-design.jp

松村 邦明さんのサイトはコチラ

 
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