TOPICS
奈良GALAについて
応募概要
評価方法・賞
受賞作品
INTERVIEW WITH CREATORS
ADACHI EMI
グラフィックデザイナー / 塗仏観光商店 代表
得意なジャンル
手がけてきたプロジェクト
history
気付かれにくいこだわり
-secret motto-
「力みすぎないこと」ですかね。
デザインにしてもイラストにしても、ガチガチにキメれる方は多いと思うんですが、いい意味で「イイ加減」のところでおさめるというか、終わりにするようにしています。
出身が静岡県なんですが、仕事仲間の方から「さくらももこみたいだね」と言われたときにすごくすんなり受け入れられました。
最近は私自身の見た目もちびまる子ちゃんのようになってきていますが、さくらももこさんの絵のように、純粋に「絵を描くのが好き」という気持ちがそのまま出てるような、そんなデザイン・イラストが描けたらいいなとは思います。
作業環境・仕事部屋
-work studio-
知人の会社に間借りさせてもらっています。
ギャラリーと学びの町家 月眠 という町家のスペースの奥にある小部屋でこそこそと仕事をしています。
気分がのらないときは畳でゴロゴロしたり、飼ってるメダカを眺めたり、奈良公園までお散歩に行ったりと、悠々自適な生活をしています。
PCモニターの横に大好きな民芸品(信楽の狸、こけし、鬼婆の木彫り人形など)を置いているのも癒しポイントです。
尊敬!憧憬!大好き!
-respect-
仕事きっかけではなく、ただただ奈良が好きすぎるというだけで引っ越してきたので、毎日奈良で生活できていることが幸せです。
今やっているデザイン・イラストなどの仕事も、お世話になっている奈良への恩返しだと思って取り組んでいます。
自分が何をすることが奈良のためになるのか、日々、考えながら仕事をしています。
こらアカン、と思った時
-useless-
アイディアに詰まることはよくあります。
最終的にアカンままでは提出できないので何かしら形にはするわけですが、やはり最初にいいアイディアがひらめいて、さらさらっと描けた方が仕上がりもいい気はしています。
アカンときは、気分転換に奈良県内のどこかにでかけるといい、、、というのを口実にドライブを楽しんでいます。
成功談
-success story-
自分自身の評価がとても低いので、自分で成功だとはなかなか思えないのですが、やはりクライアントだったり見てくださったお客様に喜んでいただけたときはとてもうれしいです。
以前作らせていただいた「なら六観音華絵巻」のポスターは、わざわざ東京からポスター欲しさに神社を訪ねてくださった方がいらっしゃったようで(ポスターは非売品)、自分が作ったものでそこまで行動してくださったのかと思うとすごく嬉しかったですし、それを報告してくださる神社の方の優しさにも感激しました。
奈良GALAへメッセージ
-message for NARAGALA-
まずは「奈良にはこんなに素敵なものを作る人がいるんだ!」という発見ができるのが嬉しいです。今の時代、東京などの大都市だからいいデザインがある、というものでもないと思います。
地方に行っても、小さな町ですごくいいデザインのフリーペーパー作ってたり、街のPRをうまくデザインしていたりと、街の大小に関係なく、そこに住んでいるクリエイターのセンスが、直接街の魅力につながっていたりして、それが街を訪れる楽しみの一つになっていたりもします。
奈良GALAをきっかけに、奈良自体の魅力も増していくような、そんな存在であってくれると嬉しいです。